二人にとって大切な初デート

彼女は電車にて、待ち合わせの駅へ向っていた。僕はというと、お迎えという事で駅まで車を走らせる。少しだけ緊張しているのか、いまいち落ち着きがない。今まで心を寄せていた女性なんだから当然ではあるがね!今日は、彼女を乗せてドライブ、鍾乳洞やその周辺の散策、そして食事といった内容を考えているのだけれど・・・

喜んでくれるかなぁ・・・なんて不安は、昨夜からずっと続いていた。その不安も良いのか悪いのか今日解決するんだよね。

 さて、携帯を何度も駅前でチェックしていると目の前に彼女が現れた。なんともいえない達成感というか嬉しさというか、そんな幸せな気分に包まれた。彼女を乗せて高速を走る。お互い両想いだったから、意外と会話も弾み楽しいドライブだ。
 暫くして高速道路のSAでちょっと休憩したんだけど、風になびく彼女の髪に見とれていたのを思い出す。不思議な事にSAを大胆にも手を繋ぎ歩いているとなんとなく懐かしい感じがした。昔から一緒にいるような・・・あとでわかった事だが昔同じ場所に彼女は家族と来たらしいのだ。